スキー場用語辞典
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シットスキー
しっとすきースキー板に座面を付けた専用の滑走用具を用いる障害者用スキースポーツのこと。日本では、クロスカントリーに使用されるものを主に「シットスキー」と呼ぶ。クロスカントリースキー競技に使うスキー板に、座る部分を付けた用具に座った状態でストックで雪面を突いて進んでいく。車椅子を必要とする障害者のためのスキーとして1980年(昭和55年)に開発され、最初のモデルは小回りが利かず、起伏の少ない限られたコンディションの中でしか滑れないスキーであったが、幾度となく改良が行なわれショックアブソーバーやサスペンション機能を付加した競技用シットスキーが誕生。現在は、パラリンピックをはじめ様々な舞台で活躍している。パラリンピックでは、アルペン・ノルディック競技ともに人気を集めている。アルペンでは回転、大回転の回転系種目とスーパー大回転、滑降のスピード系種目、ノルディックではクロスカントリーとバイアスロンの2種目があり、ジャンプ競技は行なわれていない。
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