スキー場用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
ゲレンデ
げれんでスキー場のこと。スキー関係の用語には、ドイツ語からの外来語が多々あり、ゲレンデもそのひとつである。元々「ゲレンデ」とは、冬季の登山の際に交通機関のある山麓の人里から山へのアプローチにスキーを利用し、それを楽しむ登山者が泊まり込みで練習するための場所のことであった。しかし、次第にこの練習上でスキーを楽しむことだけを目的とする人が増えたことから「ゲレンデ=スキー場」と呼ばれるようになった。日本における最初のスキー場は、1911年(明治44年)に開設された五色温泉スキー場(山形県)である。五色はもともと高地で眺望が良く、冬は積雪が3mにも達し、雪質も所謂パウダースノーで緩急のある山の傾斜もスキーに適しているところであり、オーストラリア人のオゴン・フォン・クランツァらがこの地に泊まりがけでスキーを楽しんだのがきっかけでスキー場として賑わった。
全国からスキー場を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域のスキー場を検索できます。