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スノーボードバッジテストとは/ホームメイト
スノーボードバッジテスト検定は、日本スノーボード協会(JSBA)や全日本スキー連盟(SAJ)などが実施している検定試験です。スノーボードのレベルに応じて検定を受けることができるため、スキルを試したい人をはじめ、インストラクターを目指す人が受験します。
スノーボードバッジテスト

スノーボードバッジテストは、1級から5級までの5段階のレベルがあり、合格するとスノーバッジをもらうことができます。
受験料と公認料の合計は5級の2,500円(JSBA非会員の場合)から1級の5,000円までとなっています(2013年7月現在)。各級において種目や滑走斜面や着眼点が規定されています。ここではJSBA公認スノーボードバッジテストを例に、級別にして種目と滑走斜面を紹介します。
5級
転倒しないバランスの取り方や適切なボード操作を重視して見ます。種目は緩斜面において、ボードをフォールラインに向けて停止させるなどのノーズドロップからの停止や連続ターンなどをチェックします。
4級
安定感のあるターンがされているかを重視して見ます。種目はロングターン(緩中斜面)とミドルターン(緩中斜面)の2つで、大きなターンができているか、左右のターン弧が揃っているかなどをチェックします。
3級
小刻みなターンや傾斜の大きいコースでスムーズに滑走できるかを重視して見ます。ショート・ロングターンなどを組み合わせたスピード感のある滑りも求められています。
種目はショートターン(中斜面)とカービングターンロング(中斜面)の2つで、一定のリズムと速さでターンできているかなどをチェックします。
2級
まず、受験資格としてJSBAへの会員登録が必要になります。
検定内容としては、急な斜面での小刻みなターンができているか、また安定したボディバランスで滑走できているかなどが重視されます。スピードやフォームが安定しているかなどもチェックが対象となります。
種目はカービングターンショート(中斜面)とベーシックカーブロング(中斜面)、フリーライディング(中急斜面)の3つです。
1級
優れたボディバランスや、エッジを雪面に押し付けるグリップによるキレが求められています。
種目はベーシックカーブロング(中斜面)とフリーライディング(中急斜面)とベーシックカーブショート(中斜面)の3つです。
その他のスノーボードバッジテスト
日本職業スキー教師協会(SIA)や全日本スキー連盟(SAJ)が実施しているスノーボードバッジテストもあります。これらの検定も5つのレベルに分かれており、それぞれの認定・公認スノーボードスクールで受験することができます。