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スノーボードブーツの種類/ホームメイト
スノーボードブーツは、スノーボードをする上で重要なアイテムのひとつです。ブーツが足と合っているかどうかで、スノーボードのコントロールが決まると言っても過言ではありません。足への負荷もブーツ次第で大きく変わるため、ブーツはスノーボード、ビンディングよりも優先して慎重に選ぶ必要があります。
スノーボードブーツの種類

スノーボードのブーツには、大別して硬いものとやわらかいものの2種類あります。
硬いタイプのブーツ
硬いタイプのブーツはスノーボードに力が伝わりやすいですが、動きが制限されるため、スノーボードの操作にバランス感覚が問われます。
やわらかいタイプのブーツ
やわらかいタイプのブーツはスノーボードに力が伝わりにくい反面、動きやすいというメリットがあります。スタイルに応じてどちらのタイプを選ぶかは変わってきますが、初心者の場合は動きにくい硬いタイプのブーツよりも、やわらかいタイプのブーツを選ぶのが無難です。
ひものタイプによる区分
スノーボードブーツを購入する際には、適切なサイズを選ぶのはもちろんですが、靴ひもの形状もチェックしておきましょう。履きやすさ、脱着のしやすさによって、選ぶタイプが異なります。
シューレースタイプ
普通の靴ひものようなタイプです。ブーツの締まり具合を細かく調整できるため安定したフィット感を得られますが、締めるのに力が必要で、滑っているうちに緩んだり、脱着が大変です。
BOAシステムを取り入れたタイプ
「BOAシステム」と呼ばれるダイヤル式のパーツが付いたブーツは、ダイヤルを回すだけでブーツの締め付けを調節することができます。着脱は簡単に行なえますが、全体を均等に締めるため、靴と足の細かい部位ごとの締まり具合を微調整することができません。そのため、人によっては満足のいくフィット感を得られない場合もあります。
クイックレースタイプ
「クイックレースシステム」という仕組みのついたスノーボードブーツです。シューレースタイプと同じくひもを使いますが、結ぶ代わりに、ロックすることで固定するため、脱着が簡単です。シューレースタイプ程細かい調整はできませんが、BOAシステムと違って足の甲とすねの部分が分かれているため、締め具合を調整することができます。シューレースタイプとBOAシステムそれぞれの良い面を取り入れたブーツです。
スノーボードブーツのインソール
スノーボードブーツのインソールは、もともとブーツに入っていますが、よりパフォーマンスを向上させるために、「カスタムインソール」と呼ばれるインソールに交換することもできます。カスタムインソールは、専用機で自分の足形に成形できるので、ブーツと足裏がフィットし、力の伝達が向上し、力のロスがなくなるため、疲労軽減にも繋がります。オーダーメイドで作るため費用はかかりますが、フィット感を高めパフォーマンスを向上させるため、自分の足に合わせたインソールを作るスノーボーダーも少なくありません。