スキー場情報
南米のスキー場について/ホームメイト
南米のスキー場は、北半球の国々などがオフシーズンである6月から10月にかけてオープンしている点が魅力です。また世界最長の山脈アンデス山脈が造りだした険しい地形にあるスキー場が多く、チリとアルゼンチンに集中しています。
チリのスキー場

北部は乾燥した砂漠地帯があり、南部はフィヨルドが存在するなど地域によって気候が全く変わるチリ。マチュピチュやイースター島など世界遺産が多いことから、スキーとセットのパッケージツアーが多く企画されています。
またアフタースキーには、ウニやサーモンといった現地の海産物や、チリ風のステーキのような肉料理など、グルメを堪能することができます。
サンチャゴ周辺のスキー場
サンチャゴ周辺には、「バジェネバド」、「エルコロラド」、「ラパルパ」、「ファルローネス」といった南米を代表するスキー場が存在します。
バジェネバドスキー場
バジェネバドは、800haという広大なコースを誇るスキー場で、3,000mを超える位置(富士山8合目が3,100m)にあるため、チリで随一の雪質です。2003~2004年のシーズンにはスノーボードのワールドカップが行なわれるなど、世界大会の開催場所にもなっています。ラパルパやエルコロラドなど近隣のスキー場へのアクセスも良く、ヘリスキーやオフピステ(圧雪されていない自然のままの雪の斜面)も利用することができます。
エルコロラドスキー場
エルコロラドも2,430mから3,333mまでの標高の位置にあり、5mを超す積雪量も魅力のひとつです。サンチャゴから約40kmと近いため、家族連れや若者たちに人気があり、各国の代表チームなどの練習場としても使われています。最大滑走距離は4.3kmと70のコースがあり、スキーヤーを飽きさせません。
ポルティージョスキー場
ポルティージョは、サンチャゴから約160km離れていますが、南半球で最も歴史がある有名なスキー場のひとつです。急峻な谷や湖を見下ろす景色が見どころです。2011~2012年のシーズンには、オーストラリアとアメリカのスキー代表チームが練習場として利用しました。
アルゼンチンのスキー場
大西洋に面し、南北に広がるアルゼンチンのお薦めスキー場を紹介します。また、アフタースキーには、世界で一位、二位を争う牛肉消費国であるアルゼンチンの「アルゼンチンビーフ」を食べることができます。
ラスレナススキー場
メドゥーサ州に位置するラスレナスは、ブエノスアイレスから1,200kmの位置にあります。標高3,430mの頂上から滑る急斜面のオフピステや南米屈指のパークエリアが魅力です。
またアフタースキーには、カジノやメドゥーサ産の白ワインを飲むことができます。